月末ロンドンフィキシングトレード
月末ロンドンフィキシング
皆さんこんにちは
「FX投機トレーダー」の柴にぃです。
本日は自分が毎月月末に行っている月末ロンドンフィキシングの動きを利
用したトレードについて書いてみようと思います。
【ロンドンフィキシングとは】
まずロンドン・フィキシングについて解説します。
ロンドン・フィキシングとは、ロンドン市場の16時、日本時間の1時に
イギリスのロコ・ロンドン金市場で金のその日の取引値が決定することを言います。
(夏時間だと日本時間24時になります)
その際の決済通貨は米ドルが用いられます。
ロンドン市場は、世界各国の取引が集中する最大級の市場であり
ロンドン・フィキシングで決定する金の価格は、その日の世界各地の金融市場で取引の基準に
もなるためとても注目されています。
【月末ロンドンフィキシングトレード】
ではどうやってこの月末のロンドンフィキシングを利用して儲けるのか
ロンドンフィキシングで用いられる決済通貨は米ドルの為、基本的にはドル資金の需要関係に影響が出ることから、ロンドンフィキシング1時間前辺り~ロンドンフィキシングにかけての時間帯はドルストレート中心に大きく動く可能性があります。
また月末はイギリスポンドで決済を行うイギリス企業の決済時期と重なり、このロンドンフィキシングの時間帯に合わせてポンドの売り買いも激しくなります。
その為、ドル円とポンドドルからダブルに影響を受けやすいポンド円の動きが特に活発になる傾向にあります。
しかしながらうまく動きにに乗れなければ逆に大損することもありますし、場合によっては動きの出にくい月末ロンドンフィキシングの日もあります。
その辺を踏まえて、ロンドンフィキシングをうまく利用するためのポイントをいくつかお伝えいたします。
(ポイント1)外部要因で大きく振らされる相場環境になっていないか
当日の相場環境がブレグジット問題などに大きく影響を受けている場合、
通常の月末のロンドンフィキシングに比べて影響度合いが小さくなりやすいため
大きな外部要因がないほうがよいです。
(ポイント2)ドル円とポンドドルの方向性が同一方向
ロンドンフィキシングで一番動く可能性のある通貨としてポンド円を考えていますので
ポンド円ベースで考えますと、ドル円とポンドドルの方向感が一致していないと、動きが半減し、読みにくくもなるため、極端に反作用の動きになっていないか注意することは大事です。
(ポイント3)当日の欧州市場が祝祭日
欧州市場が祝祭日の日はロンドンフィキシングの動きは当然のことながらありません
のでちゃんとチェックしておく必要性はあります
(ポイント4)期末・年末・年始は比較的大きな動きになりやすい
期末や年末・年始は通常の月末のロンドンフィキシングに比べて大きな動きとなりやすいです。
(ポイント5)フィキシング1時間前までにトレンドが出過ぎてる
基本的に自分の月末ロンドンフィキシングトレードはフィキシングまでの残り時間が1時間切ったあたりから狙っていくトレードの為、その時間までに大きく動き過ぎてしまうと、
もみ合いで終わってしまうこともある為、できればその時間まではあまり動いていない方が理想的です。
(ポイント6)必ず初動を見てからエントリーする
この1時間はトレンドが出やすい為、初動を見てからエントリーしたほうが良いです。
予測で入ってしまうと大きく逆に行ってしまう恐れもあります。
ただし動きが比較的早い為、初動をみて素早く入らないと出遅れて入りにくくなる可能性もあります。素早い判断力が必要になってきます。
(ポイント7)方向性が分からなくてもボラティリティの高さだけで儲ける方法もある
大きなボラティリティ―さえあればIG証券バイナリーオプショントレードの両建てを利用して方向性が分からなくても儲けを出すことも可能です。
その際のコツは、あまり欲張らずそこそこの距離間のオプションを買うことです。
オプションの値が近く価格が高ければバイナリーをやる意味は薄れますし、安すぎるとオプションの値は遠くなり勝てる可能性が薄くなります。
コストと勝率のバランス価格が重要になります。
*月末ロンドンフィキシングトレード
https://www.youtube.com/playlist?list=PLcjh2gr6lBj9XWQ_tQx_TBznIZNebnlss